ひょうご就農支援センター

新規就農者の声Voice of seniors

先輩No.187

自分でも牛を飼育したいという思いが強くなり独立。

取材日:令和8年9月
美方郡香美町で廃業予定だった農家に牛舎を間借りしながらの就農。現在は森脇畜産でアルバイトをしながら、但馬牛繁殖母牛を飼育している佃みのりさんを取材しました。

佃みのり氏の写真

農業をめざした動機・きっかけは?

佃氏:もともと動物が好きだったことから農業高校および農業大学校へ進学。大学在学中に肉用牛に関心を持つようになった。

卒業後は、在学中に研修を受けた畜産農家のもとで雇用就農し、飼養管理技術や知識を習得した。

その後、自分でも牛を飼育したいという思いが強くなり、当時廃業予定だった農家に牛舎を間借りしながら就農した。

良かった点、嬉しかったことは?

佃氏:アルバイト先(森脇畜産)での作業との両立で慌ただしくなることもあるが、自分のペースで仕事ができる点。

出荷した子牛を購入した肥育農家から「良い肉になった」と評価してもらえたこと。

佃さんが飼育する但馬牛繁殖母牛の写真
但馬牛繁殖母牛
但馬牛母牛と触れ合う佃氏の写真

就農当初苦労したこと

佃氏:自身で牛を管理し始めた後に収支計画を作成したため、飼養管理との両立が大変だった。

しなければならないことが多いこと。飼養管理から資材発注まで一人で行うなどすることが多く、飼料の注文を忘れてしまうこともあった。

確定申告などの経理事務に慣れるまで苦労した。

現在も苦労していること

佃氏:木造牛舎のため老朽化等による修繕が必要になることがある。アルバイト先での作業との両立で忙しく、また、一人での作業が困難な場合があるため、牛舎を譲り受けた農家を頼りながら修繕している。

家事と飼養管理との両立。

後輩へ贈る言葉は?

佃氏:就農し安定した経営を続けていくためには、地域の人との交流が大切です。まずは挨拶など基本的なことからしっかりと行い、少しずつでも相談や情報交換ができる関係を築いていくことが大切です。就農後の大きな支えになります。

また、馴染みのない土地で就農する方もいるかと思いますが、慣れるまで周囲の人を頼り、助けてもらいながら一歩ずつ経験を積むことも大切です。 地域との繋がりを大切にしながら前向きに頑張って欲しいです。

新規就農(令和8年9月取材時点)先輩DATA
佃みのり氏写真

氏名:佃(つくだ)みのり 住所:美方郡香美町 年齢:33歳 就農区分:Iターン

【就農から現在まで】 2011年3月:県立播磨農業高校卒業 2011年4月:県立農業大学校入学 2013年3月:県立農業大学校卒業 2013年4月:株式会社森脇畜産入社(雇用就農) 2024年10月:当地に就農

【農業経営の状況】 主な栽培品目:繁殖母牛 施設:牛舎2棟、堆肥舎1頭 経営内容:繁殖母牛・育成牛 13頭 労働力:本人 出荷先:但馬家畜市場

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