ひょうご就農支援センター

新規就農者の声Voice of seniors

先輩No.185

その場所で需要のある物を見極める事が重要。

取材日:令和8年7月
大学校の同級生同士 赤穂市で新規就農した、あこうフルーツ農園共同経営 小川敬生・榊原昂輝さんを取材しました。

小川敬生・榊原昂輝氏の写真 小川氏(左)・榊原氏(右)

農業をめざした動機・きっかけは?

小川氏:お互い小学校時代から農業という仕事に魅力を感じていたので、それぞれが大学校卒業時に農業を始めたいとは思っていました。しかし、当時の自分達では資金面や経験の面で難しいと感じ、一度は農業関係の民間企業へ就職しました。

それでも農業をしたいという思いは強く、民間企業で経験を積み、資金も用意できたので、以前から農業をしたいと話していた大学校時代の同級生同士で就農に向けて話し合い、果樹栽培での就農を決めました。

比較的リーズナブルな価格で提供することで、家庭でも気軽に買いやすく、子どもたちにも果物を食べてもらえるような果樹経営を目指しています。

良かった点、嬉しかったことは?

小川氏:自身で仕事の裁量を決められる為、好きな事をする時間が増えた事です。また、農業は地域へ貢献できる仕事の為、そういった点もやりがいとなっています。

苦労した点は?

小川氏:果樹栽培の産地ではなかったため、専用資材を入手するのが困難でした。ものによっては今でも果樹産地のある岡山県まで買いに行くこともあります。

ブドウとモモの写真
市内の直売所にて販売しているブドウとモモ

後輩へ贈る言葉は?

小川氏:とにかく、需要を見極める事が重要です。自分の作りたい物を作るよりも、その場所で需要のある物を作る事を考えて欲しいです。
例えば赤穂市は周辺も含めて、大規模なモモ農家が全然いませんでした。なので、就農計画を立てるときに、これならいけると思いモモを栽培することにしました。

最初は他のモモ生産者もいない上、特殊な栽培方法で取り組もうとしていたので、反対もされましたが、結果として栽培も販売もうまくいき、JAの直売所や近隣の量販店でも人気の商品になりました。

新規就農(令和8年7月取材時点)先輩DATA
小川敬生・榊原昂輝氏写真

氏名:
小川敬生(おがわとしお)33歳 榊原昂輝(さかきばらこうき)34歳 住所:赤穂市大津1191-2 就農区分:Iターン

【就農から現在まで】 2013年 兵庫県立農業大学校卒業 同年 民間企業へ就職 2019年 インターンシップ事業で研修 2020年 榊原氏就農 2021年 小川氏就農 同年 110aの農地を借り、 ブドウ・モモを新植して経営開始 2024年 赤穂市のみかん園100aを継承 2025年 みかんを新植し規模拡大 現在に至る

【農業経営の状況】 農地:210a 施設:ブドウ棚、モモ防鳥ネット 経営内容:ブドウ30a、モモ80a、 かんきつ100a 労働力:本人ら2名 出荷先:JA、近隣の量販店等

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