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新規就農者の声Voice of seniors

失敗したことを改善していけばよくなっていく。
取材日:令和8年3月
加古川市上荘町でいちごを栽培する上村隆宏さんを取材しました。
農業をめざした動機・きっかけは?
上村氏:当初、農業をしたいという意気込みがあった訳ではありませんでした。近所でいちごを作っていた人が辞めてハウスが空いたので、後をやってみないかという話がきて、先に農業(施設いちご)を(他市で)開始した弟に、相談すると「やったらどう」と言われたことがきっかけです。
当時、墓石業をしていましたが、年々需要が減っていっていました。墓石を建てるよりも今は墓じまいの方が多いです。農業の方が主ですが、墓石業は現在もしています。
良かった点、嬉しかったことは?
上村氏:やってみてよかったのは、お客様の声を直接聞くことができることです。
ハウスが地元の農村地域にあり、直売をしているので、知っている人が買いに来てくれます。昔の知り合いや友人等いろんな人とのつながりができるので、やりがいがあります。
農業はやりようによっては可能性があります。若ければ、他の作物もやってみたいですが。

苦労した点は?
上村氏:研修では3か月、主にいちごの収穫とパック詰めを行っただけであり、いちごの栽培の仕方を習得しないまま就農し、いちごの栽培を開始しました。
近くでいちごを栽培している人に聞きながら、自分で試行錯誤しながらやってみましたが、1年目は大失敗で、うどんこ病が蔓延し2月に収穫を終了。
2年目はハダニが多発。それ以後も毎年いろんなことが起こりましたが、収穫期間は2年目は3月終了、3年目は4月終了と長くなってきました。
失敗したからこそ、こうしたらいいというのが分かってきました。自分にとってよかったです。今でも失敗しています…。
「失敗した方がいい。失敗したことを改善していけばよくなっていく。」
上村氏:農業は儲からないと言われますが「どうしたら儲かるようになるか?」を考えてやるといいと思います。農業は大変なこともありますが、やり方次第では儲かるしおもしろい。いい仕事だと思います。
目先のお金のことばかり考えているとしんどいと思います。いちごは子供が好きなので、子育て世代が買えるような単価に設定するなど、今のニーズに合うように考えています。
新しく農業をはじめる皆さんにお伝えしたいのは、「失敗した方がいいと思います。失敗したことを改善していけばよくなっていきます。」
新規就農(令和8年3月取材時点)先輩DATA

氏名:上村隆宏(うえむらたかひろ) 住所:加古川市上荘町薬栗年齢:54歳 就農区分:その他
【就農から現在まで】 2003年 自営業開始(墓石業) 2019年 ㈱PLYで3か月間研修 2020年 就農(R2.3.5) 2024年 県ハウスいちご研究会入会 現在に至る
【農業経営の状況】 農地:20a(自作地) 施設:ビニールハウス14a 経営内容:いちご14a 労働力:本人、妻、雇用5名 出荷先:直売、JA直売所



