ひょうご就農支援センター

新規就農者の声Voice of seniors

先輩No.174

「食べておいしい」の先にある「誰かに食べさせたいおいしさ」を目指します。

取材日:令和7年4月
福崎町八千種でいちごを栽培する福岡英昭・直美さんご夫妻を取材しました。

福岡夫妻の写真

農業をめざした動機・きっかけは?

福岡氏:転勤族であったが、福崎町に引っ越した際に購入した家が農地付きであったため農業をしてみたいと思った。

農業大学校ではネギを栽培する予定で研修を始めたが、研修同期が栽培しているいちごを見て「難しいが作り甲斐がある」と思い、いちごで就農した。

今は、朝どれ出荷等栽培にこだわることで、いちごファンを顧客にすることができた。今後、「食べておいしい」の先にある「誰かに食べさせたいおいしさ」を目指し100%のいちご作りを目指したい。

良かった点、嬉しかったことは?

福岡氏:自分が作ったいちごを「おいしい」と言ってもらえるのが一番うれしい。家の近くで仕事ができ、自分のペースで休め、やりたいことができる。

サラリーマン時代と比べて、人生が豊かになったと思う。いちご栽培にどっぷりはまって楽しんでいる。

苦労した点は?

福岡氏:就農して半年間はお金が入らないので自己資金やバイトで補う必要があった。就農当初はまだ子供が小さく、夫婦共に就農したため、近くに住む両親の助けを借りた。また、いちごの病気が多く出た年は経営的にも精神的にも大変だった。。

ぶどうの写真
我が家のいちご3品種
(紅ほっぺ、あきひめ、ほしうらら)
「自分の性格にあった農業スタイルを見つけて。」

福岡氏:品目、販路、立地など様々な農業経営のスタイルがある。情報収集し就農する前に十分検討し自分の性格にあった農業スタイルを見つけてから始めるのが良い。

新規就農(令和7年4月取材時点)先輩DATA
福岡氏写真

氏名:福岡英昭 (ふくおか ひであき) 住所:福崎町八千種 年齢:48歳 就農区分:Iターン

【就農から現在まで】 H29年3月 退職 H29年4~7月 インターンシップ研修 H29年9月~H30年8月 農業大学校で実践研修 H30年9月 福崎町で就農 R2年 直美氏が就農

【農業経営の状況】 農地:52a 施設:ビニールハウス1,440㎡、 育苗ハウス720㎡ 経営内容:施設いちご 労働力:本人、妻 出荷先:自家直売、スーパー、 JA直売所等

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