ひょうご就農支援センター

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先輩No.008
農業を通じて、人に喜んでもらいたい! 荒田夢芽氏写真

農業を通じて、人に喜んでもらいたい!

取材日:令和4年7月
丹波市市島町の農業法人「丹波たかみ農場」に就農している荒田夢芽さんを取材しました。

荒田夢芽氏写真 豆の苗と
「両親がおいしい!って喜んでくれたのが嬉しくて。」

なぜ農業に関心をもったのですか?

荒田氏:小学校の授業で初めてトマトを作って、両親に食べてもらったとき、とても喜んでくれました。その様子が忘れられず、人に喜んでもらいたいという思いから農業に関心をもち、農大進学後、有機農業が盛んな丹波市の農業法人に就農しました。

丹波市の農業法人で就農したきっかけは?

荒田氏:農業法人との出会いは、農大の紹介でした。当初、社長は従業員を雇うか迷っている状態でしたが、私が訪問し、 農業についての考え方をお話する中で、その場で採用を決めてもらいました。まさか採用されると思っていなかったので、とても嬉しかったです。

「人の健康を考えた農作物を作りたい。」

なぜ有機農業に取り組んだ?

荒田氏:親が病気になり、味覚障害を発症しました。一緒に食事をしていても、“味がしない、おいしくない”と話している様子から、病気の人でも問題なく食べられる農作物を作りたいと思ったことが一番のきっかけです。

人の健康を意識した栽培をやってみたいと思い、自分なりに調べた結果、有機農業に関心を持ちました。

荒田夢芽氏写真 にんじんを手に
「たくさんの情報を参考にし、自分で考えて取組む。」

就農してから悩んだことは?

荒田氏:先輩社員の方に教えていただいたとき、一つの仕事に対して、いくつも作業手順や作業方法があり、身につけることに苦労しました。

その悩みを、どのように解決しましたか?

荒田氏:まずは、基礎から学び直すところから始めました。就農後、青年クラブをはじめ、4つの生産者組織に所属し、研修会等の活動に参加して農作業の基本について学びました。その学びを踏まえて、法人で教わった作業を再度自分でやってみることで悩みを解決できました。

研修会では、先輩農家の方との交流や普及員の講義を受講することで、基本知識と技術を向上できます。受講後、法人の先輩方から作業工程について教わると、研修会で学んだことを参考に、なぜその作業をするのか考えます。そうすると、自然に仕事内容が身につくようになりました。

どんな仕事でも、基本原理を理解して、自分で考えながら取り組むことが本当に大切というのが実感です。

「もっと技術を身につけたいです。」

今後の目標について。

荒田氏:経営者に頼りにされるよう、もっと技術を身につけたいです。現在は、栽培管理については、くり栽培を任せてもらっています。また、ネット販売の管理やJGAP認証手続きなど、少しずつ利益に直結する責任ある仕事も任せてもらえるようになってきました。

今後、農業経営や農業作業に関連する資格を取得したり、技術レベルを向上させたいです。そうすることで、結婚や出産で私生活が変化したり、年をとって体力の衰えを感じるようになっても、法人の利益に貢献できるようになりたいです。

そして、私のように力仕事が得意でない人でも、農業をやりたい、農業は楽しいと思ってもらえるように頑張りたいです。

荒田夢芽氏写真 たんぼにて

今後就農する人に一言。

荒田氏:就農した当初は、利益を出すようにできるのか、農作業がつとまるのか不安で、先輩農家の方に、技術的なコツについて質問したくなると思います。もし、先輩農家の方から助言をいただくときは、なぜそうするのかよく聞き、自分なりに理解した上で実践することが大切だと思います。

また、聞くだけでなく、自らの考えも少しずつ取り入れて挑戦していくことが、大切だと思います。がんばってください。

新規就農(令和4年7月取材時点)先輩DATA
荒田夢芽氏写真

氏名:荒田夢芽 住所:丹波市市島町 出身:尼崎市(非農家) 就農区分:Iターン 年齢:23歳

【就農から現在まで】 平成31年 兵庫県立農業大学校 卒業後 丹波市市島町で雇用就農

【就農した農場の状況】 経営内容: 水稲1,200a、小豆156a、黒大豆85a、 ニンジン50a、栗35a、その他 加工品(人参ジュース、煮豆、黒豆珈琲) 作業受託(稲刈・乾燥20ha、籾の荷受8ha、田植7ha) 水稲苗販売3,000枚 労働力:会長、社長、社長の妻、 従業員2名(荒田さん含む)、アルバイト2名

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